FP3級に合格しました。
1月26日に3級ファイナンシャル・プランニング技能検定を受験し,3月6日付で合格していました。
FP(ファイナンシャルプランナー)という単語はよく耳にすると思いますが,どのような資格かというと,日本FP協会によれば,
FPとは,一人ひとりの将来の夢や目標に対して,お金の面で様々な悩みをサポートし,その解決策をアドバイスする専門家です。個々人や家族のライフプラン(人生設計)に基づく将来の収支の見通しを立て,最適な資産設計・資金計画を提案,アドバイスを行い,その実行をサポートします。そのため,FPはお金の面から家計の改善を図る「家計のホームドクター®」とも呼ばれています。
FPは職業の名称で誰でも名乗ることができます。ただし,「くらしとお金」に関するアドバイスは多岐にわたるため,FPには年金や保険,資産運用,税制,住宅ローン,相続など,幅広い専門知識が求められます。そこで,「くらしとお金」に関する様々な専門知識を有していることを証明するのがFP資格です。
https://www.jafp.or.jp/confer/fpsoudan/choose/performance.shtml
とされています。
弁護士は,直接的に経済面のアドバイスを行うことは多くありませんが,債務整理,離婚,相続等の場面で,年金や保険,住宅ローン,税金が関係することは少なからずありますので,今回,網羅的な知識を習得するため,受験してみました。
次はFP2級の試験も勉強の上,受けてみたいと思います(医療経営士2級はまだ先になりそうです…。)。
3級ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP3級検定)の難易度はどうだった?
・知っているか,知らないか…
FP3級の試験は,思考力を必要とするものではなく,知識を必要とするものでした(マークシート式で,短文の〇×問題,3択問題,長文や図・表のある3択問題)。そのため,所謂「一般常識」の範疇の問題も出ますし,細かい年金や税制の問題も出ますので,まるっきり勉強せずに臨むとかなり難しいと感じると思われます。
もっとも,定評のあるテキストを一通り読み,問題集と過去問(日本FP協会のウェブサイトで公開されています。)を一通り解けば,全く回答が分からない,ということはないと思われます。
私は,次のテキストを1か月程度(とはいえ,業務の合間・終了後の隙間時間を利用しましたが)通読し,1週間程度で問題集を解きました。
・テキストさえ通読していれば大丈夫
少なくともFP3級については,定評のあるテキスト・問題集が沢山,お手頃価格で出ていますから,同じ出版社の同じシリーズのテキスト・問題集をセットで購入して一通り目を通せば,合格は難しくないと思います。
今の世の中は,自分のお金がどのように使われているか,どのように運用したらどのような結果が得られるのか,どのくらい税金がかかるのか,税額を抑える制度はないのか等,自分で考えて行かなければならない時代になっていると思いますので,試験は受けずとも,FP3級のテキストに目を通すのは非常に有益だと感じました。
投稿者プロフィール
- (仙台弁護士会所属)
最新の投稿
- お知らせ2023年12月27日冬季休業のお知らせ
- お知らせ2023年8月9日夏季休業のお知らせ
- コラム2023年3月28日消防救急と民間救急との引継ぎに伴う責任問題について(不搬送補論・試論)
- お知らせ2023年3月19日第2回救急救命士フォーラム講演資料(不搬送)